土佐文旦は南国高知の春を代表する果実です。その土佐文旦温室で温度や水分を管理し大切に育てることで、高品質な文旦を一足早くお届けしています。ほんのりとした酸味と、コクのある芳醇な甘味が魅力で、外皮を剥くだけで果汁が飛び、爽やかな香りが広がります。きれいな黄色に染まり、ずっしりと実の詰まった大きな文旦は、柑橘の王様ともいえる貫禄です。
温室文旦と露地文旦は同じ品種の植物ですが、栽培環境が違うため見た目や味わいにも違いがあります。
露地文旦は、山の斜面や畑で自然の中で栽培している文旦です。その分天候の影響を受けやすく、年によって作柄に変動があります。しっかりとした果肉と文旦独特の香りが特徴で、爽やかで甘酸っぱい味わいです。
温室文旦は、ビニールハウスの中で栽培している文旦で、水の量や気温などを適切に管理することができます。それにより見た目も安定的に美しく作ることができます。また露地文旦に比べ皮が薄めで、果肉も柔らかくみずみずしいながらも濃厚な味わいが特徴です。木ごとに適切な水分量を見極め、11月の収穫時には、糖度が高く美味しく仕上げられるようこだわって栽培しています。
毎年栽培の初めには堆肥を投入し、良い土作りを心がけています。 さらに、肥料に加えて、発酵液肥やアミノ酸の葉面散布を行い、糖度だけではない「旨味」にこだわりを持って育てています。 排水性の良い環境を活かし、長年の文旦栽培の経験と技術で、高品質・高糖度、たいへん香りの良いおいしい温室土佐文旦を生産しています。
当園の温室は土地の造成時から文旦栽培を目的に作りました。おいしい高品質温室文旦の生産には温室内の水分コントロールが重要です。そのため当園の温室は土の下に砕石層をもうけて、排水性を良くしています。まるで温室全体が大きな鉢植えのような構造になっています。 そのため、毎年おいしい温室土佐文旦を作ることが出来ます。
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